院長ブログ

注射が苦手なお子さんに!鼻からシュッとするインフルエンザワクチン「フルミスト」

この記事の監修:さいとうクリニック院長 齊藤医師

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回も、フクロウの中の人(院長)のつぶやき、はじめます。

毎年冬が近づくと憂鬱になる、お子さんのインフルエンザ予防接種
「注射を嫌がって大泣きする
「子どもを押さえつけながら接種するのがかわいそう」
2回接種のために、何度も病院に連れて行くのが大変!」
そんな風に、毎年頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。

当院では、そんな負担を軽くする選択肢として、鼻に噴霧するインフルエンザワクチン「フルミスト」をご案内しています。


フルミストの一番の魅力は「痛くない」こと

お子さんにとって、予防接種の一番のハードルはやはり「注射の痛み」です。
診察室に入る前から、「今日、注射する?」と不安そうに聞くお子さんも珍しくありません。

フルミストは注射針を一切使いません。鼻にスプレーするだけなので、

  • 注射がとにかく苦手
  • 毎年、病院で大泣きしてしまう

というお子さんには、特にメリットの大きいワクチンです。
また、年齢にかかわらず1シーズン1回の接種で完了するため、何度も通院するご家族の負担も減らすことができます。


ウイルスの入り口(鼻の粘膜)でブロック

インフルエンザウイルスは、主に鼻やのどの粘膜から体内に侵入します。
フルミストは、その入り口である鼻の粘膜に直接免疫をつくるのが最大の特徴です。ウイルスの侵入経路で先回りして通せんぼをします。

従来の注射型と比べて「効果が必ず高い」というわけではありません。日本小児科学会でも、従来型とフルミストのどちらも有効な選択肢として推奨されています。


「効果が長く続く」特徴と、知っておきたい注意点

フルミストは鼻の粘膜に免疫をつくるため、比較的長期間(約1年間)の効果が期待できると言われています。流行時期が秋や春先などへ分散し、読みづらくなっている現在のインフルエンザ対策にも適しています。

ただし、ここで一つ注意が必要です。
インフルエンザウイルスは毎年変化するため、「一度打てば、翌年は打たなくていい」という意味ではありません。日本国内では、フルミストも「毎シーズンの接種」が基本です。

「毎年の注射のストレスから解放されたい」という方は、ぜひ今年の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

実際の副反応や、医師が自分の子どもに接種した体験談は【体験談・お役立ち編】へ続きます!)

著者

みみ はな のど
さいとうクリニック

理事長 齊藤 史明(Saito Fumiaki)


当院は2020年、米沢市東に開設いたしました。

みみはなのどなどの耳鼻咽喉科の疾患についてはもとより、

どこを受診したら良いか悩む患者さんの窓口になれるように
頑張っていく所存です。

よろしくお願いいたします。

略歴

平成12年(2000) 山形大学医学部医学科卒業
平成18年(2006) 山形大学大学院医学研究科修了
平成18年(2006) 山形大学医学部付属病院 頭頸部外科・耳鼻咽喉科
平成19年(2007) 置賜総合病院 耳鼻咽喉科 医長
平成24年(2012) 日本海総合病院 耳鼻咽喉科 医長
平成26年(2014) 山形県立中央病院 頭頸部外科・耳鼻咽喉科 医長
平成30年(2018) 山形大学医学部付属病院 頭頸部外科・耳鼻咽喉科
平成30年(2018) 米沢市立病院 耳鼻咽喉科 科長
令和2年10月(2020) みみ はな のど さいとうクリニック開設

主な資格

医学博士(山形大学)
日本耳鼻咽喉科学会(専門医・補聴器相談医)

主な所属学会

日本耳鼻咽喉科学会
日本鼻科学会
耳鼻咽喉科臨床学会
日本口腔・咽頭科学会
日本アレルギー学会